はにわとは「古墳の外部に並べられた素焼きの土製品」のこと。はにわの多くは、円筒はにわといわれるものです。動物のはにわもあれば、人間のはにわもあり、家の形のはにわもあります。
 はにわの作り方は、いろいろありますが、粘土をこねて、それを焼き上げるのは変わらないようです。
 今のところ、残念なことにこの加茂町でははにわは発見されていません。
 はにわの他に、須恵器と呼ばれるものが加茂町では多く発見されています。
最初にはに輪を作ったのは古代出雲人?
 『日本書紀』という日本で最も古い書物の中に、はに輪の起源について述べた話がでてきます。それによると、古墳をつ造り始めたころは、主人の死に際して仕えていた人間も一緒に古墳に埋めていましたが、あまりにもかわいそうなので、出雲から野見宿弥(のみのすくね)という人物らを呼んで、人間の形をした土の土器を作らせて、代わりに古墳のまわりに立て始めたということです。しかし、これを裏付ける考古学的資料は見つかっていません。はに輪自体の発生も、現在の岡山県地域で弥生時代に使われた、葬式用の土器にルーツが求められています。
はにわならほとんどの人が知ってるね。でも、神原神社古墳からは出土されていたっけ?

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